わたしたちの田村くん

わたしたちの田村くん (電撃文庫)

わたしたちの田村くん (電撃文庫)

 読了。
 こちらの説明が絶妙。
 http://www.mangaoh.co.jp/topic/tamurakun.php

 私の説明はネタバレ気味なので注意。

 よく出来た兄とよく出来る弟に挟まれた平々凡々な中学3年生の少年が主人公。
 周りの連中がどんどんくっついていくのに焦った主人公は、好きな娘をゲットしようとフラグを立てるために奔走。ところが相手は電波系の人だったのです。
 が、なんとか一応のエンディングにたどり着いた・・・・のも、つかの間。彼女と離れ離れになってしまう。
 そして始まる高校生活。
 そこで出合ったのは、以前、主人公をとんてもない目に合わせた乱暴な少女。しかし、縁があるのかないのか、自然とフラグが立って行き、ついに彼女のツンデレ属性が明らかに。
 でもこれって
 ふたまた?
 そう思う主人公の下に衝撃の手紙が届く。以下、次号。
 
 2巻売ってないよ!! うわーん。
 エロゲー・ギャルゲーの文法で書かれた本で、あの時期の中学生特有のもんもんとした焦りとか、加減のつかなさ加減がより強調されコミカルにかつ、軽快に書かれてます。
 なんとかよい方向へ持って行こう努力しながら、次々と地雷を踏んでいく主人公。
 でも、がんばってるので高感度高いです。
 おすすめしますけど、2巻がないよっ!!