うろおぼえさーくる

 えと。
 桜庭氏というのは全然知らない作家だったので、
「どんな人?」
と人にきくと
ヤングアダルトで書いてる人なんだけど、フツーと違って、本人が萌えキャラだそうだよ」
 との答え。ふむん。
 
 さて、いざ、セミナーの壇上で、編集 K藤氏が「・・・・でしょうかねえ。」と問うと桜庭氏は
 
「んーんー」
 
 とイヤイヤをするように首を振りながら返事をなさっていました。
 「はうっ」と声を上げ、胸を抑えた人が何人も。
 
 休憩時間にはボトムズ見てきました。
 
 『異色作家を語る』は中村氏が常人の2倍のスピードでロック・アーティストのように吼えまくっていました。
 「ビッスンの本が出したくて、このシリーズを作ったんだけどね! もうね! ビッスンは次は出さない! 100人中ひとりかふたりくらいしか分かってないんだ。お前らに読ませるビッスンはない!!」
 みたいな感じで。
 ビッスン好きの浅暮三文氏「やー、そうだったんですか。わたしもそれわかんなかったけど、おもしろかったですよ。『アンをおしてください』とかいいし。ビッスン、また出して欲しいな」と、とりなしてくださいました。ああ、次にまたビッスンが出たら、アサグレ神に感謝を。
 もちろん、私も分かってませんでした。
 
 SFファンの引越し特集はセミナーに毎回1本は入ってくる爆笑編。大笑いしました。本にすれば売れると思うのに。アメコミの堺氏、『奇術師』の古澤氏ら 引越し・本処分派にも声がかけられたそうですが、本人らがあんなつらい話をするのはいやだと出演拒否をなさったそうで、このメンバーに。
 にしても、コレクターの人は大変です。
 
 最後は全然知らない鈴木いづみという作家について語るものだったんですが、生 高橋源一郎氏を見ることができてたのしゅうございました。