星新一とクラーク

 なぞを読んでおります。
 読んでないのか記憶にないのか、星新一、非常に楽しく読めました。新潮文庫だったので、ひもの栞(「詩織」というのが辞書に登録されてるのですが、なぜ?)を挟もうとしたら、ぷちっと切れて下に落ちてしまいました。
 BOOK OFFめ!
 
 クラークのほうは、コンピュータで神の名を書く話。9文字(はて、7文字だったかしら。)のアルファベットの組み合わせで神の名前が書ける。ということが教義に記されている宗教がありまして、あと何千年(だったような)もかかるその作業をコンピュータでできることに気が付いて一気にやってしまおうとする、てな話が載っております。
 電気は来てるのですか? という技術者の問いに、もちろんです。と答える宗教家。名前を忘れましたけど、チベットなんかで使われてるガラガラみたいな、回すと経文を一回唱えたことになるというあの道具を回すために高性能のものが用意されていたという話。
 実際のところ、あれを機械で回してしまってはいかんのでしょうか。
 自転車や、いっそのこと車のエンジンの中に組み込んでしまってはいかんのでしょうか。