90年代SF傑作選
勘のよい人にはネタバレかもしれませんので、ご注意あれ。
90年代SF傑作選の下巻に収録「ホームズ、最後の事件ふたたび」。
2079年に召喚されたホームズ、ワトスンが人類最大の謎に挑む、というもの。
「殺人事件かい?」私はたずねた。(略)
「ただの殺人事件ではない」マイクロフトはいった。「それ以上のものだ。(略)消えたのはひとりではない。数兆だ。数兆なんだよ。」
ソウヤーが書いたこの短編が載ったのは、ホームズのSFパスティーシュ・アンソロジーだったとのこと。ほうほう。上記のゲイマンの短編が載ったのはホームズ/クトゥルーもののアンソロジーだったそうですが、そんな特殊な本が出るには、その前にこの本が売れた(のかな?)という実績があったからかもしれません。
いやはや、それにしてもアメリカ人の考えることは違いますね!
・・・・笑うとこです。
念のため。ゲイマンはイギリス人、ソウヤーはカナダ人です。
それではソウヤーを買いに行くとしましょう。
メモ:GRはエポックではなくてツクダかも。