マーク・オブ・クリィ
ポリネシア風味の南国の島で、剣で弓でと多彩な武器で、悪魔の手先たるジモティーを殺しまくるゲーム。PS2用。アメリカ原産のゲームです。
好きな要素がたっぷり。
まず主人公のその容姿。夢枕氏の小説に出てきそうな、ごつい身体。立派な体躯を適度に脂肪が覆った完成された身体。女の細腰ほどもあるかと思われる太もも。頭との堺目がわからないほどに発達した首。すてきすてきー。
そんなごっつい身体が、ディズニーばりの滑らかなカートゥーン・アクションをこなすのです。ひょいと剣を持ち上げるシーン。ぐっぐっと力を込めてはしごを上るシーン。ぶらぼう。
最初のステージでは、剣で切りまくるだけですが、途中から忍び寄りモードなんてのもついてきます。
こそ、こそ と近づき、後ろから羽交い絞めにして、ごきり。
壁越しに近づいて、そのまま口を押さえて壁にたたきつけ、暴れてるところを背中から抜いた刀でぐさり。
あるいはまた、その場に組み伏せてどすりと。
はたまた、はがいじめしたまま刀で首をすいっと横へ。
ふつうの戦闘シーンでも、倒れた相手をそのまま床に串刺し。すかさず足で身体を踏みつけて、ぐいぐいと左右に引っ張り、あとは一気に引き抜くとか。
そこら辺に血しぶきの跡と死体が転がりまくり。
きゃあきゃあ。すてきー。抱いてー。
と、叫びたくなるくらいの痛快ゲームでした。
らぶ。
また、ジモティーの人たちが、わけの分からない怪しげな現地語で叫びながら走ってきたり、高らかにほら貝を吹き鳴らして仲間を呼んだりなんてのもよいですねえ。
くけけけけ。
おまいら、悪魔信奉者に人権はないのじゃ。心置きなく殺してくれるわい。
と、いうゲームです。
ただいま2面の途中。
『13階段』の感想が延び延びなのでもう忘れそうです。
・・・・あれですな。
口からよだれをたらして、前傾姿勢で、いつもはあはあ言ってて、襲い掛かるときの叫び声が「くけぇーっ!!」みたいな怪鳥音になってる主人公が出てくるようなゲームはないものでしょうか。なんかそういう殺伐としたので遊びたい。