紙ネタのファンタジーと学園ものミステリ

 あれれ、感想を書こうとしたのに、本がどこかにいってしまいました。題名がわからない。
 後で調べて書き足しておきます。 
 前者は異世界召喚もののコバルト文庫。あっさり読めすぎる。もうちょっと深く書くとか、オリジナリティーを出すとかして欲しいぞっ!! あと、言葉が最初から通じていることが気になってしょうがなかった。
 後者の学園ものミステリは創元のミステリ文庫。
 この作者の本ははじめて手に取りました。本屋で見かけて、なんとなくひかれるものがあったのです。主人公たる少年と少女の設定がみどころのひとつなのですが、書いてしまうと興ざめなのでここでは秘密に。なかなかうまいひねり方だと思います。
 解説は、なんと、まいじゃーの人。ちょっとびっくり。
 でも、この解説は私が求めるタイプの解説と違います。まいじゃーさんらしいとは思うんですが、読みなさいとか買いなさいとかそういう書かなくてもいいことに行数を使うんであれば、もっと別のことを書いて欲しい。
 ・・・・。
 もちょっと補足。
 「食費を削ってでも買いなさい」といった文章を解説でみかけることは、しばしばあります。が、もともと「買うな!」と書くわけはないのだから、「買え」と書く必要もないはず。どうしても書くなら、そこに芸がいるのではないかなあ。
 ただし、解説者が普段は解説などしない人だけど、有名人で、その人がオススメするということに意味がある場合。これなら読みなさい、買いなさいと書くことには意味があると思います。まいじゃーさんの解説は(極楽トンボさんのことを簡単に、ここではまいじゃー推進委員会の人という意味で書いてます。)そういうパターンにも当てはまるわけですから、いいんですけども。