今年のベスト
子供のころ、西城秀樹と野口ゴロウの区別もつかなかった私。
双子トリックを仕掛けるには、絶妙の相手ですね。
表題の件、もう、書いちゃってもいいかなと。
■国内SF&ミステリ
小林めぐみ『食卓にビールを』
えと、ミステリってことで売られてるんですけども。SFですし。
■海外SF
テリー・ビッスン『ふたりジャネット』
私も山岸氏のファンです。イーガンも好きです。でも、もういいじゃないですか。ビッスンにこの座をください。次点もウルフにください。続編が出なくて困ってるんです。
平山もマックも入ってませんけど、ビッスンです。ビッスン〜ッ!!
森山さんもきっと、支援してくれるでしょう。
あと、某 ミステリファンの人よ。もし、見ているのであれば読んでくだされ。あたしだってちゃーんと、歌野を読んだんだ! こんな取引はこれ一回きりにします。だから! お願い! 読んでー!! ワイルド・カードもロボットの本も読んでなくても怒ってないから!!
・・・・根にも持ってないから(←持ってない人はこんなことを言うでしょうか。)。
■海外ミステリ
『奇術師』はどこに入れればよいのでしょう。
エンタテイメントとしての奇術が発展せんとするその時代にふたりの奇術師が争うという話。これを数代にわたって、別々の語り手から語るという趣向。禁じ手なんですが、「読むという楽しさにひたれる」本でした(←何の説明にもなってないので、禁じ手です。)。
あと、『極短小説』が入るのなら、これが一番です。
■ノンフィクション
新書にはハズレが多いのだと認識した一年でした。
『ダンジョンズ&ドリーマーズ』を。
■アニメ
ないです。
鉄人、サムライを楽しみにしてただけにがっかり。
■映画
『スパイダーマン2』
続編、原作ものでよくぞここまでのものを作ってくれました!
次点は『ヘルボーイ』、です。
でもインクレディブルが入ってくるかもしれません。
あと『デーヴ』は何度見ても楽しめることを再確認しました。
■ゲーム
・・・・? ない、です。
エロゲー込みでも同じですよー。やってませんよー。
■漫画
『PLUTO』は昨年紹介してますのではずします。
『おおきく振りかぶって』、を。技術面のリアリティもさることながら、メンタル部分の描写、練りこまれたシナリオ(伏線のまとまり方)が圧倒的でした。カバー下の漫画もこれが一番でした。漫画喫茶でしか読んでない人、残念でした。あのヒロインを見逃すなんて惜しいことをしましたね。
そのほか、4コマで『三者三葉』、名前が出てきませんがおかゆを作るのが好きな女子高生の話など。既刊ですが『ラディカル・ホスピタル』も。
『ブーンドックス』も楽しめました。
ちょっと古いと思うのですが、陰険な女主人がコックをいじめる中華料理漫画も好きです。
あっ。アメコミの翻訳が遅れがちになってます。がんばって、ジャイブ!!
『アンダー ザ ローズ』は身の回りでは評判を聞かないので支援を。
『みなみけ』は、私が信頼する後輩が非常に強力なフォローを行ってくれると期待してますので(一方的に期待してるだけです。プレッシャーをかけるようで申し訳ない。)なにも書きません。何もいいません。面白いとか好きだとか萌えだとかそんなことを私は全然言ってないのです。
言ったとしても、きっと、友人や先輩や後輩が言ってたのです。