闘う科学者達(修正版)
以下の文章で、明らかに間違ってたところを、なおしました。
でも、なおってない部分もあるかも。
気をつけましょう。
アイアンマンのふりみて反省。
師の師といえば師も同然ですが、師と弟子を間違えては言い訳できません。
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: ハードカバー
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人気もので、ノーベル賞も受賞した大衆よりのサイエンティスト ファインマンと、文学などにも詳しいまじめすぎるゲルマンの対決ですとか、
結局どうだったの? な、ガリレオ 対 ローマ法王などがとりあげられてます。
なかなか興味深い内容。下世話な部分と高尚な部分がよく混ざっていて、楽しく読めます(hosokawa氏、読んでみると良いよ。)。
さて、本書では、ノーベル賞 対 フランクリンメダル というのも採り上げられてます。
これだけ、科学者対決になってない。
で、どういうことが書いてあるかというと、ノーベル賞を日本人はとてもありがたがるけど、世界標準ではそうでもないよ? ということが書いてある。平和賞なんかもあるから、一概には言えないけれども、科学系のノーベル賞は政治的な要素も絡むし、あまり公平でないことがある。DNAらせんの件などは、3名までしか受賞できないというレギュレーションが悲劇を生んでしまった。
それに比べると、フランクリンメダルはずっと、公平。
というか、そっちの方が評価されてる。
よくノーベル賞候補うんぬんと言われたり、逆に予想外だと言われるのは、このフランクリンメダルをとっているか、とっていないか というのが根拠になってるのだ…。
と、書いてあった気がしますが、図書館に返してしまいまして、手もとに本がありません。
間違ってたら、ごめんなさい。
今回のケースですと、南部陽一郎氏が2005年にフランクリンメダルを受賞してます。
ですから、彼はノーベル賞の受賞を、意外には思ってなかったのではないか と、思えます。
ノーベル賞の問題はほかに、受賞と、年齢の問題があります。
ノーベル賞に匹敵する発見、発明をしていながら、今回もそうですけど、時間がかかってしまい、受賞する頃には本人が死亡してる場合もある。
かの小柴昌俊氏もフランクリンメダルを受賞しています。
あと、戸塚洋二という人物がいたのですが、彼も、2007年にフランクリンメダルを受賞しています。
では、彼も、数年後、ノーベル賞を受賞できるのか。
実は、その可能性は、ゼロなのです。
戸塚氏は、2008年7月10日に他界されたのです。
ノーベル賞は、けして、死者に与えられることはないので、絶対に、彼は受賞できません。
小柴氏は、教授だった南部さんの研究室で研究してたこともあるとのこと。
すると、戸塚氏は孫弟子?
そう聞くと、南部氏も、心中 複雑なものがあるはずだと、ついつい下世話な想像を重ねてしまいます。